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クレイジークエイル!


2012年7月31日

今住んでいる庭の一角に、使いようのない130X130cmほどのスペースがあります。どうやら家を増築したときにできたようです。


前からニワトリを庭で飼いたいと思っていましたが、鶏の幸福のためにはこの庭ではまだ小さい、ということで、ニワトリよりも小さい、うずらを飼うことにしました!




友達から古いウサギ小屋を譲り受け、ケージを付けてできあがり。いろいろウズラについて調べていくうちに「ウズラは湿ったところは嫌い」とのこと。

今年のイギリスの天気はほぼ毎日雨です。5月から7月まで、毎日雨だったような気がするぐらい、雨ばかりでした。このケージの上に、大きなビニールシート、画鋲、ワイヤー、など、試行錯誤でなんとか防水加工も完了。このビニールの屋根のおかげで、バケツ何杯分もの雨水をためることもできました。

そんなこんなで、ウズラたちがやってきました!

 
ドゥーゴル


 
ラスティさん


 
ゼベディー


 
アーミントゥルード

名前の由来はイギリス(フランス原産)で大昔やっていた子供のテレビ番組、マジックラウンドアバウトから。


このウズラたちは年齢6−7週間ほど(のはず)。なぜかゼベディーはみんなよりちょっと小さい。


これが後々問題になるとは・・・・


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触れ合えば触れ合うほど慣れてくれるそうです。

こちらがゼベディー。必ず頭に寝癖がついている。

砂浴びは一日の中で一番楽しい時間・・・。

と、ある日何羽かの鼻の上に、プクッとこぶのようなものが現れました。(砂浴びの写真で見えるかも)・・・もう何日かすると、今度はゼベディーのこぶが大きくなって、しかも血が出てる!!
ネットで「ウズラ 鼻 こぶ」といろいろ調べてみたけど、役に立つ情報はほとんど無し。一応ウズラと鼻のこぶの写真は何枚か見つけたけれど、その原因/治療などの情報はありませんでした。

あまりにも痛々しいので、獣医さんに看てもらうことに。幸いここウォーリックには、イギリス内でも名の知れた「鳥専門獣医」がいるのです!

早速病院にいくと、その獣医さん、いきなりこぶをベリッとはがすじゃないですか!血が・・・・!!!!! 危うくぶっ倒れるところでした、わたしが。実に痛々しい・・・

この先生が言うには、「こぶ(かさぶた)は何度も同じところをぶつけてできたものに見える。餌をやる容器はどんなの?食べるたびに鼻が当たってない?」とこのこと。

そういえば!
ゼベディーってみんなよりずっと長い時間食べてる。

治療は 「鼻にSavlon(軟膏)を一日に2度塗る」というシンプルさ。

とりあえずゼベディーの傷が治るまで、屋内のかごの中。夏なのに寒いもんだから、湯たんぽなんか買ってきてあげました。夏なのに湯たんぽが売っているお店、ってのも、どうかと思うけど・・・


さて、問題はこれからです。

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8月3日

ゼベディーの傷もほぼ治りました。さあ、みんなのところへお帰り・・・

ところがどっこい、2、3日一緒にいなかったというだけで「誰だこの新しいウズラは!!!」とでも言うように、ドゥーゴルとラスティさんがゼベディーを追いかけ回すじゃないですか! 羽をむしり取るような勢いでゼベディーも、高いところや物の陰に隠れて、明らかに怯えている様子。

そしてゼベディー、ウズラ特有の垂直跳び!!

もしかすると、もともとゼベディーは虐められてたのでは?一回り小さいし。
そういえば夜に飛ぶ音がしていたけど、逃げようと垂直跳びして、天井に頭をぶつけたから、こぶがひどくなったのでは?


それに比べてアーミントゥルードは気楽にみんなと仲良し。なんていいウズラ!

さあ、そうと分かればドゥーゴルとラスティさん、悪いけどかごに入ってもらいます。
「こんなの不公平!」

今度はみんなお互いが見えるように、かごは隣同士。4羽家族ということに慣れておくれ。

その間に温室を買いました。野菜を作るためではなく、ウズラの家にするためです。
新しい家、新しいスタート、みんな幸せ。
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さあ、数週間で温室が届きました。まずはみんなを移動。温室を建てている間、みんなは庭のど真ん中。アカフサスグリの周りで遊んでます。


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8月5日

そして午後には温室が完成しました。窓の一部はワイヤーの網に交換してあります。

みんなを新しい家に移すと・・・


なんと虐められてたゼベディーが今度はドゥーゴルとラスティさんに猛攻撃! この2羽が逃げ回り、飛び回り・・・その間アーミントゥルードはハエを追いかけるのに大忙し。

餌の容器も水の容器も2つずつにしてみたけれど、やはりゼベディーはこの2羽がいるのが気に入らない様子。

仕方が無いので今度はゼベディーがかごに入ることに。それでも一応みんな同じ家に入ってるので、いい加減慣れてくれるだろうと・・・


1週間ほどでゼベディーを戻してみました。えらい!誰にも暴力ふるいません! ドゥーゴルも特に気にしていない様子。

やっと平和が訪れた!


と思っていると、ラスティさん、ゼベディーに猛攻撃!!!!

ウズラたちよ・・・何故!?!?!

これは自然に任せて、戦うだけ戦わせて、誰がボスかを決めさせるべきなのでしょうか?たった4羽の群れなのに。

いや、もう一度だけ、ラスティをかごにいれてみよう。

そして今度は、新しい計画を。
紙粘土一個

ウズラの形にして

ウズラのように色を塗る!

わたしの考えた「ウズラ・デコイ作戦」

ラスティさんを群れに戻すとき、のデコイ、スティーヴィーを投入します。これで騙されたウズラはきっと「なんだこの新入りは!」と、デコイを攻撃するでしょう。ラスティさんが留守だったこともきっと忘れ、みんな仲良し。デコイのことは好きなだけつついていいから、本物は攻撃しないで!


さあ、どうなることでしょう。

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8月7日


今日はラスティさんが本家に戻りました。スティーヴィーと共に!
こうやって見ると、本物っぽい。

そしてちょっと小さかったかな。

こちら、ゼベディーとスティーヴィー。お互い何を考えているんでしょう?


結局、ゼベディーからラスティさんへの小さな攻撃はありましたが、前ほどひどい物でもなく、ラスティさんも前のように走り回らず、ちょっとだけ戦い返してたり。大騒ぎや垂直跳びは今のところ無し!

ありがとう、デコイのスティーヴィー!(この平和はきっと彼女のおかげ)

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今日はドゥーゴルにちょっとした事故が・・・
家の壁とねぐらの壁の間に落ちて、30分ほど挟まってしまいました。かわいそうに、ちょっとまだビクビクしてる。救助されたすぐ直後に卵産んだり、ちょっと羽がぼろっと。ミルワームを撒くと走って食べに行くけど、何かが変。ちょっとふくれてるし、すぐ座るし・・・怪我をしてなければいいんだけど・・・・ごめんよ、ドゥーゴル!



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9月13日

一ヶ月以上経ちましたが、ウズラたちは皆元気、いままでになく平和にやっています。
あまりにも平和なので、この「温室の豪邸」に住むウズラの生活をちょっと覗いてみましょう。

激しい戦いは終わったとはいえ、やはり「あ、ちょっと嫌だな」なんて気持ちになってほしくないので、家にはすべての物が2個ずつあります。ご飯の容器2個、水入れ2個、砂浴び場2個。そう、砂浴び大好きなんです。毎日、正午ぐらいには必ず浴びています。

彼らがもう一つ好きな物、それは植木鉢。このおかげで、ガーデンセンターに行くと、つい「お、この植物、ウズラが好きそう!」と思ってしまいます。(そして購入!)
彼ら、植物が何であろうと、とにかく穴掘りが大好き!!葉はベリベリと食べ散らかし、根は掘り起こし、とにかく掘る!たまにそこに卵を産む!
ぼろぼろになった植物たちには「休暇」をとらせます。ウズラ家から外に出し、土を入れなおし、葉がまた出てくるまで。

休暇中の植木鉢たち。猫のレベルさんはパセリの鉢にスリスリするのが大好き。かなり長い時間スリスリしてます。

手前にあるでかいラベンダーの鉢。これもウズラのお気に入り。二階に上がっていき、そこからどっかーん!とラベンダーの中へジャンプします。とても楽しそう。
おかげでこのラベンダーの真ん中にはぽっかり穴が。


「ゼベディーはどこだ!」


よくみんなに言われます。「よく見分けがつくね」
つくんですよ、これが。この顔の違い、見てください。
アーミントゥルード。非常に気さくなウズラ。頭の白い線が欠けている。


ドゥーガル。スリックで美しいウズラ。


ラスティ。みんなより大きい。足の指が一本短い。


ありゃ! ゼベディー! 一番小さいウズラ。髪の毛もいつも立っている。(特に美しいウズラのドゥーガルに比べると)、明らかに違いが分かる・・・でしょ?

以上。
そろそろ寒くなるので、渡り鳥のウズラのために暖かい環境を作らねば。家に入れてあげる、というのも考えたけれど、春に外出して「イヤダイヤダ!寒い寒い」と弱いウズラになってもらっては困るので、外でがんばってもらいます。一応野鳥のはずだし・・・


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9月25日 
ウィンタープロジェクト、その1。

風が入ってこないように、網だけでできていた壁に、プラスチックのシートを張りました。寒いのは大丈夫でも、「冷たい風」てのが命取りらしいです。

発泡スチロールでできた「家」も投入! 最初はなんだこりゃと警戒してましたが、徐々になれ、ついには卵もその中で産んだりもします。あとは「あ、ここは暖かい」というのを気がついてくれれば・・・

そしてこれ、ワラ。なぜもっと早くにこの魔法のワラをあげなかったのか・・・ウズラ大絶賛!!
ワラの中をズンズン進んでいきます。ここに乾燥ミルワームを放り投げると、無我夢中でワラの中へ・・・すっごい楽しそう!!


これでちょっと暖かくなった。でも雪や霜はまだなので、それに備えて発泡スチロールの箱を何個かオーダーしておきました。


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10月28日
ウィンタープロジェクト、その2。

いよいよ寒くなってきました!!!!!
雨が降ると必ず床に水がしみ出し、家が湿っぽくなってしまいます。ウズラに湿気は非常によくありません!

ということで、床をプラスチックで覆いました。その上に発泡スチロールの板を何枚か置き、おがくずとワラをたっぷり。これで水が入ってくることはないはず。

発泡スチロールの家、2個。たまにここらで卵を産みます。

ちょっと早めのクリスマスツリーも買ってきました。これでますます暖かくなるといいんだけど・・・ぼろぼろにされなければの話・・・


この発泡スチロールの家を置いた後、どうも外から釘を打つような、ドンドンドンと音が・・・近所の人が日曜大工でもやってるんだろう、と気にしてなかったけれど、ある日見てしまいました・・・ゼベディーが発泡スチロールをガンガンつついているところを!しかもなんだか、食べてる!?!?!?!そんなのよくない!!!!

みんな健康そうだし、ふんも変わったところも無く・・・でも食べないよう、壁にイカの骨(?)を縛り付けました。前にも家にあったのに、全く興味を示さなかったイカの骨。今回は大好き!つつきまくってます。
釘を打つ音が聞こえるけど、大丈夫、イカの骨をつつく音です。

暖かくて乾いた家=幸せウズラ

日照時間がだいぶ短くなってきましたが、ウズラは毎日一個ずつ卵を産んでいます。もう冬なんだし、休めばいいのに・・・長く生きてもらいたいし。

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2013年1月15日
これは去年の11月、12月に起きたことです・・・

わたしが日本の実家に帰っている間、だんなさんがウズラたちの面倒を見ていたのだけれど・・・

ある日「もしかするとウズラ第三次世界大戦が始まったかもしれない」という内容のメールが届きました。
どうにも実際戦っているところを見たわけではないけれど、1羽ずいぶんボロボロでハゲている、とのこと。例の「隔離ケージ」の登場です。ボロボロのウズラをケージに入れました。これでつつかれまい・・・

その間、ボロウズラの写真を送ってもらいました。

・・・・あれっ??



こ・・・これは・・・戦争じゃなくて、羽の生え変わりだ!!!
わたしの家には昔から文鳥やらインコやらいたので、このストローに入った新しい羽のことはよーく知っています。

なーーーんだ。よかった!

ということで隔離ケージは撤去。皆、普通の生活に戻ります。

しかし、これが普通らしいけれど、なんでこんな真冬に羽を生え変えるんでしょう。寒いだろうに。

ちなみにボロウズラは、あの美しいドゥーガルだったよう。羽もすっかり生え変わり、今までにも増して美しいウズラになりましたよ。

その後みすぼらしいウズラのゼベディーも生え変わり、今までトサカみたいになってた羽が無くなりました。ドゥーガル並に、スリックです。

それでは皆さん、良い換羽を・・・

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2013年1月15日

雪が降りました!結構積もったのですが、心配御無用!!!ウズラたちは暖かく幸せに暮らしています。家の屋根は毛布と布団(プラスチックのカバー入り)で覆っているので、そこそこ保温ができてるらしい。しかもワラの下には湯たんぽも。
湯たんぽのお湯は交換を日中2,3回ほど。夜寝る前にもう1回。 
ゼベディーが積もった雪を見ています。

暖かくしてね!

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2013年2月26日

ほんとにもう、ウズラ!なんでどうして!!?

羽の生え変わりの時期だからか、それとも毎日寒くて曇ってるのに嫌気がさしているのか・・・また戦争が始まってしまいました!大三次鶉世界戦です。

もちろん、ゼベディー対ドゥーガルラスティーの戦いです。(ちなみにお気楽なアーミントゥルードは全く問題無し。いいウズラだ!)

せっかくスリックになったゼベディーの頭も、つつかれてボサボサになってしまいましたよ。よく家の屋根の上からドゥーガルとラスティーの居場所をチェックしています。

ということで、新しい間取りと、植物の紹介です。

木の家の屋根に行くには、いつも通り木の皮のハシゴを使います(画面上左)。
そこから発泡スチロールの家にもう一つハシゴを設置(画面上後ろ)、用は非常用ハシゴです。そこに水とご飯も置きました。ゼベディーが断固下に降りたくない場合のためです。この小さな温室の家に、ご飯置き場が3カ所になりました。

新しい植物は、ツツジです後になって調べてみたら、ツツジってものすごく毒がある植物を分かり・・・即撤去!!!だってウズラかなり食べてたし・・・ああ、心配。
針葉植物とローズマリーの二つに交換です。ツツジ系の植物って、狩猟用の鳥の隠れ場所として使われてるから、丁度いいと思ったんだけど・・・



枯れてしまった草の鉢を発泡スチロールの家の前に置きました。ゼベディーが乗り降りしやすいようにです。さっと逃げるときなど。

あ、ゼベディーが来ましたよ。
!!

水とご飯がある!

じゃーん!

そろそろ平和を守るデコイのウズラを投入しなければ・・・

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2013年2月28日

さて、ただの短い戦争だったのか、それとも停戦中か、もしくはここ2日太陽が(やっと)出たおかげなのか・・・

理由なんてどうでもいい、戦わないのが一番!

ウズラたちよ、戦いから目を背けていただくため、わたしは夏用小屋(屋台!?)を作りました。

ストレス発散の機能付きで、クリスマスの飾り(他をつつかず映った自分をつついておくれ)とイカの骨(他をつつかず骨をつついておくれ!)をくくり付けました。
それに「緑」も足しておきました。毒性ないし、常緑。
「え、またゴミ?」

ウズラが夏小屋をどう思っているかなんていいんです。そこでなんと!
ゼベディーが橋の上、そして発泡スチロールの上には誰がいるでしょうか!?

ラスティーです!!

ゼベディーをつつく様子も無く、ゼベディーも特に怖がった様子も無し!!

戦争が終わった・・・


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2013年3月30日
3月は毎日かなり寒かった・・・下旬なのに雪も降ったし。

寒そうなアーミントゥルード。


でも見て!今日はお日様が出てる!
ウズラが歌ってる!
ラスティーが笑ってる!!!

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2013年5月31日
ドゥーガル、安らかに・・・
いったい何が起きたのか不明ですが、昨日の朝、ドゥーガルが小屋の中で冷たくなっていました。外傷などは全く無し。一番健康的に見えたウズラでしたが・・・

まだ1歳だったし、早すぎる謎の死にモヤモヤします。

ドゥーガル、一緒に暮らせて楽しかったよ。卵ありがとう。


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2013年6月29日
病気?じゃない・・・?

ある朝、ラスティが急にちゃんと歩けなくなり、しかも持ち上げてみると胸骨(?)が突き出てる感触が。外傷はないけど、歩くのがかなり大変そう。

ということで、近所の獣医に予約を入れました。
その日は一日中、もう辛そうで、もうダメなんじゃないかと・・・

さあ、獣医に連れて行く時間が来ました。ラスティ、今から獣医に行くからね・・・・って、ラスティ???


超元気、ホップスキップ、食欲旺盛、頭かきながら、羽伸ばしてみたり、砂浴びしてみたり・・・・・・普通に元気なクレイジークエイルではないですか。

下手に一羽だけ出して、また必要の無い戦争が起きては困るので、その日の獣医行きはキャンセル。

2日後・・・同じことがまた。今度こそは獣医に連れて行きました。
抗生物質を注射してもらい、念のため駆虫も。
獣医が言うには、病気来る鳥はいつももっと痩せ細って弱ってる。ラスティは体重もあるし、他に悪いところはなさそう、とのこと。

家に帰って、ゼベディーとアーミントゥルードとの喧嘩も無し。

また同じことが起き、その日の夜には問題なし。

なんたるクレイジークエイル!

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2013年7月12日
リーダーは誰だ!?

ラスティの調子が悪い間、どうやらウズラの世界に政権交代が。

現在のリーダーは、アーミントゥルード!
首からメダルも下げてます。

ゼベディーとラスティ、なんだかいつも一緒にいるようです。
ラスティの調子が、ほんとに悪そうなときとか、ゼベディーは片時もそばを離れません。
写真向かって左がラスティ。
写真向かって右がラスティ。

さて、ラスティ、しっかり元気になったようで・・・アーミントゥルードと戦い始めました!!やめて!!!

アーミントゥルードは一番やさしくて、誰の味方をするでなく、おっとりしたウズラのはずなのに!

ちょっと心配だったけど、これをみて安心しました。
コージークエイル!


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2013年7月29日
悲しいニュース

ゼベディーが死んでしまいました。

あまり動かず、目は閉じたまま、苦しそうに呼吸していました。何週間か前のラスティと同じ感じだったので、様子をみることに。

でも全くよくなる感じがなかったので、獣医の予約をしました。でもその15分後にパタっと。

ドゥーガルのこともあるので、感染病などではないか、検視をしてもらいました。

結果は腹膜炎。なぜなったのかは不明だけど、生きているうちに病院へ連れて行ってても、何もできなかっただろう、と言われました。

ごめんね、ゼベディー。いいウズラだったよ、個性的で、みんなより小さくて、いつもトサカが立ってて・・・

安らかに。たくさんの卵ありがとう。

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2013年12月20日
ウズラの二度目の冬です。

アーミントゥルードとラスティだけなので、なるべく暖かいようにと、太陽灯(主に夜用なので、温度だけ。光はつきません)を買いました。
そんなわけで、ウズラの家は、人間が住んでいる家より暖かい!

彼らのプライベート太陽。

彼らのプライベート・クリスマスツリーも。

クリスマスクエイル


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2014年5月3日
サマーホリデー

まだ夏!ではないですが、今日はちょっと暖かかったので、ウズラに旅行をプレゼント(とはいっても庭ですが)。

ペットショップで「小動物用の檻」を買い、スグリの木を囲み、網をかぶせてできあがり。

じゃ、いってらっしゃーい!




実に楽しそうでした。ちょろちょろ走って、草をつついて、穴掘りして、日陰で昼寝したり・・・



4時間ほど遊びました。

その間、家を大掃除・・・そのとき発見!


ね ず み!

かわいい!
でも永住者ではありません。一匹しかいないみたいです(見た限りでは!)。
とりあえず温室にもう一枚ガラスを貼って、侵入禁止に。

ウズラは無事家に戻りました。
檻をもう一個買って、旅行区域を広げようとおもいます。

夏よ、早くこーい!

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2014年5月17日
けんか

あんなに楽しかったホリデーなのに、どういうわけかウズラたち、戦争勃発!

ラスティの様子が何となく変で、更年期障害かと思ってたけど(最近卵を産むのがおわったらしい)・・・アーミントゥルードがラスティをすごい勢いで追いかける姿が・・・

ということでアーミントゥルードには例の檻に2、3日入ってもらいました。

そして出してあげたら・・・

アーミントゥルード、ラスティに戦いを挑む。

今度はラスティが檻に2、3日。

そして出してあげたら・・・

アーミントゥルード、ラスティに戦いを挑む。


もうしょうがないので、最後で唯一の手段・・・
スティーヴィー・デコイ・ウズラ。覚えているでしょうか?
綺麗になり、新しく塗装、改善されたスティーヴィー。準備完了です。

「さあ、みなさん」

「いいウズラになっていただきますわよ!」

たまにスティーヴィーを違う所に動かすと、ウズラたちも本物か!と思っているみたい。

ええぇー、またあのデコイ・・・

お二方、スティーヴィーのことで頭がいっぱいのようです。この1日半、争いが起きていません。これで仲良く幸せに暮らしてよね。


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2014年8月31日
まあ、これでいいのかな。

スティーヴィーのおかげで、アーミントゥルードとラスティがお友達に。
コージー・クエイル

その後ちょこちょこ喧嘩はしてるみたいだけど、ひどい喧嘩ではないもよう。
まあ、それでいいかな。


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2014年11月26日
かなしいニュース

9月の中旬、ラスティが死んでしまいました。


ラスティはちょっと前に卵を生むことをしなくなったんですが、どうやら体はまだ卵を作ろうとしていたみたいで・・・
獣医が検視してみた結果、(殻のない、ゆで卵のような)卵が残っていたとか。
これが卵管をふさいで、結果的に肺の感染病につながったということです。

ラスティ、この2年間、卵ありがとう。


アーミントゥルードは一人ぼっち。
特に寂しそうでもないけれで、ウズラが何を考えてるのかはちょっと分からない・・・


アーミントゥルードが産む卵も、一日おきだったり、変な形や色だったり、殻が壊れているものだったり・・・


ラスティのこともあるし、要注意です。
詰まった可能性がある場合は即病院にいけるように、いつ卵を産んだのかなどしっかり記録しておきます。


とりあえずアーミントゥルードは「温室」の中で跳んだりはねたり。
歌も毎日歌います。ちょっと調子のずれた歌ですが。


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2014年12月24日
クエイル・クエスト

朝、アーミントゥルードの様子がいつもと違いました。
羽をふっくらさせて、顔を羽につっこんで寝ていました。
明らかに調子が悪そう。


ドアを開けてえさをあげたら、いつものように前のほうまで来て、普通に歩き・・・でもやはり、ちょっとすると元の位置にもどって寝ていました。

そっとして様子を見たほうがいいかとも思いましたが、とくにこんな時期なので、緊急事態は避けたいと、獣医に行きました。


卵は詰まっていませんでした。
そのかわり、いくつかの「しこり」があるとのこと。

癌です。

病院に連れて行く途中、外を見たり、歌ったり、健康的なウズラに見えたんですが、体の中は液体がだいぶ溜まってたようです。

元気そうだからとこのままにしても、悪化していくだけ。
獣医さんができることといえば、安楽死。

安楽死の注射を打つためと「後の部屋」に連れて行かれていくアーミントゥルードの顔は、多分忘れることはないでしょう。普通に、元気そうなウズラの顔でした。


アーミントゥルード
この2年間、卵ありがとう。




ということで、わたしたちのクエイル・クエストは今日で終わりです。


しばらくはウズラは飼わないでしょう。いつか、もっと大きな庭のあるところに引っ越したときは、でっっっっかいウズラハウスを建て、また4羽ぐらいウズラを飼って、これでもかってぐらいのスバラシイ生活をさせてあげようと思います。


その日まで、さようなら。

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